なぜ?なに?お薬

お困りごとやお役立ち情報、
お薬のなぜ?なに?にお答えします。

  • 01ちいさなお子さまにお薬を飲ませるコツ
  • 02ジェネリック医薬品ってなに?
  • 03お薬がお手元に届くまで

ちいさなお子さまにお薬を飲ませるコツ

導入

小児用のお薬は苦い薬を包むようにコーティング加工が工夫されていますが、子どもは味覚が敏感なため、様々な工夫が必要です。薬に対して苦手意識を持たないように、飲みやすくなる工夫をしてみましょう!

シロップの飲ませ方

  • おなかがすいているタイミングでのませる
  • ミルクの前に哺乳瓶の乳首に薬だけいれてのませる
  • 水でうすめる、冷やす
  • 6カ月以降はスプーンを使う、離乳食にまぜる
  • ストローで飲むと味は感じにくくなる

粉薬の飲ませ方

  • 水でとく
  • 指を水で湿らせて薬を練って団子状にしてほっぺの内側や上あごにつけて、水やお茶をのませる
    ※水をたすのではなく指につく程度の水分でするとまとまりやすいです
  • 食べ物や飲み物にまぜる。混ぜてはいけないものは確認してください

坐薬の使い方

  1. 使用する前に室温に戻しておくか、少し手で温めます。
  2. 医師からの指示量の坐薬を準備します。1回1/2個や2/3個などの指示がある場合は、ハサミやカッターで坐薬を切り、先の尖った方を使用します。切る際は袋を開けず袋の上から切って下さい。
  3. 先のとがった方から肛門に入れ、しっかりと押し込みます。
  4. 入れた後、坐薬が出てしまうことがあるので、30秒程度肛門を軽く押さえて下さい。
  • 入りにくいとき
    坐薬の表面に、水または、オリーブオイル、ベビーオイルなどをつけると滑りやすくなり肛門に入れやすくなります。
  • 便と一緒に坐薬が出てしまった
    挿入後すぐに便と一緒に坐薬が出てしまった場合は、もう一度同じ坐薬を入れてもかまいません。しばらくたって便が出た場合は追加しない方がいいでしょう。挿入後30分以上たっていれば、ほとんど吸収されているので、そのまま様子をみてください。
  • 2種類の坐薬を使用する場合
    <解熱剤とナウゼリン坐薬の場合>
    嘔気止めの効果が弱まらないように、先にナウゼリン坐薬を入れ、30分以上間隔をあけてから、解熱剤を入れます。
  • 時間間隔
    解熱剤6時間以上 吐き気止め8時間以上